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丸棒加工
丸棒は角材と異なり断面が円形の鋼材やアルミ、ステンレス、チタンなどで、シャフト、ピン、軸、ボルト・ナットの素材に広く使われます。ホットロール・冷間引抜きによって所定径で生産され、素材硬化が少なく寸法精度に優れる冷間加工丸棒もあります。用途に応じて丸棒から切断・旋削・フライス・穴あけ・圧造・研磨まで行い、最終製品へと加工されます。
よく使われる加工方法
- 旋削・フライスで外径・段付・キー溝加工
- 圧造・鍛造による断面変化
- 穴あけ・タップ・研磨仕上げ
- 熱処理(焼入れ・焼戻し)・表面処理
よく使われる製品
- 機械軸・回転シャフト・ピン
- ボルト・ナット・パイプ継手部材
- 精密部品(センサー軸・ガイドピン)
- 建築・音響設備用支柱
まとめ
丸棒は汎用性に優れ、機械部品から建構造部材まで幅広く使用されます。精度・耐久性を出すには、旋削・圧造・研磨など複合工程が必要です。